ニュース
新人、くくり罠設置後3日で捕獲
今年度6月、おおち山くじらに入社した五藤氏が、狩猟免許試験を合格し、11月14日からくくり罠を町内に設置しました(美郷町は11/1からが狩猟期)。
狩猟期開始後すぐに、くくり罠を設置したかったとのことですが、狩猟期が開始してから1、2週間は捕獲者さんからの持ち込みも多いため、おおち山くじらメンバーは少し遠慮してからの設置です。
エサによる誘引を使える箱わなと違い、くくり罠はイノシシの足跡を判読し、警戒心の高い獣の裏をかいてくくり罠を設置するというスキルが要求されます。
くくり罠で、設置後すぐに捕獲するのは、イノシシの習性を知り尽くしたベテランハンターでも難しいことなのですが、くくり罠設置後3日で捕獲を成功させてしまいました。
入社して4か月とちょっと、多くのイノシシと対峙し、止め刺しや運搬、解体処理と様々な作業を行う中で、実はイノシシの習性も学んでいたことにびっくりです。
捕獲したイノシシは、残念ながらおおち山くじらの基準より小さく、皆様に食べていただくには至りませんが、引き続き五藤氏をはじめとしたニューフェースたちには、捕獲を成功させてもらいたいと思います。
くくり罠で捕獲されたイノシシ(どこにいるか分かりますか?)
分かりやすいように輪郭を赤でなぞりました。