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邑智小学校5年生に出前授業!
美郷町立邑智小学校では、総合的な学習の時間で、地域の「ひと・もの・こと」を学ぶふるさと教育を行っています。
この総合学習の枠組みで、邑智小学校の5年生は、一年を通して美郷町でのおおち山くじらの取り組みを学びます。
学習テーマは、獣害に強い畑作り、野生動物の生態、イノシシの利活用などと多岐に渡ります。
今回は、イノシシの利活用というテーマで、おおち山くじらの嵇が邑智小学校での出前授業を担当しました。
久しぶりの教室対面授業で、われわれイノシシ肉生産者が出前授業を行います。せっかくですので、イノシシのお肉を教室に持ち込んで体験型の授業を行いました。
持ち込んだイノシシ肉は、イノシシのスライス肉と、イノシシの骨付きモモ肉の2種類。
まずは、家庭科教室でスライス肉を焼肉にして、児童達にイノシシ肉を味わってもらいました。
次に、教室に戻り、骨をはずす作業「脱骨」を、骨付きモモで実演しました。
生きているイノシシは見慣れている美郷町の児童たちですが、日ごろ目にしない食材、「骨付きモモ」が、ナイフで切り分けられて、先ほど食べた肉に変わっていく様子を見て、「ワーワー、キャーキャー」と教室内は大興奮の様子でした。
「スゲー」「面白そう」「お肉になると美味しそう」と興奮する児童もいましたし、心の中で「気持ち悪い」と感じていた児童もいたと思います。良い印象をもった児童も悪い印象をもった児童も含めて、心を揺さぶられる体験を提供できたことは大変良かったと思います。
ちなみに授業の方も、総合学習ということで、算数、理科、社会、さらにはSDGsも絡めて、イノシシとイノシシ肉に関わるお話をしました。
児童達が、美郷町でのおおち山くじらの取り組みを身近に感じて、考えを深めてくれたら嬉しいと思います。