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猪に破られた箱罠を溶接で修理してみました
おおち山くじらの五藤です。
山の緑も深くなり、猪たちも活動が盛んになってきました。先日、山に仕掛けていた箱罠に猪がかかったのですが、猪のパワーと箱罠の老朽化により箱罠を破壊され、猪に逃げられてしまいました。
猪の強力な顎で底面のワイヤーメッシュが上にめくり上げられていて、そこからまんまと脱走したみたいです。
その箱罠は猪の捕獲率が高い場所に設置してあったので、早急に修理を始めました。
ホームセンターから発電機をレンタルし、溶接機その他もろもろを持って山の現場で修理を開始しましたが、発電機の電圧が足らず、溶接機がうまく作動しないトラブルにみまわれ、蒸し暑い中やぶ蚊に刺され、撤退するオチに…(笑)
翌日には現場から箱罠をトラックに乗せて持ち帰り、会社の庭園で溶接をすることにしました。曲がったワイヤーメッシュ部分をハンマーで打ち形を整えワイヤーメッシュ側面下の部分と底面端の部分を繋いでガチガチに溶接しなんとか箱罠を修繕することができました。
後日、修理した箱罠を元の山へ再設置したところ、その後3回の捕獲に成功しています。やはり溶接スキル大事ですね(笑)個人的に溶接は遊びにも仕事にも使える素晴らしい技術だと思っています。実は私もアーク溶接の資格が欲しい!