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「野生生物と社会」学会 テーマセッションでの報告について
第28回「野生生物と社会」学会大会(つくば大会)のテーマセッション「野生動物管理の3つの柱」において、弊社代表の石崎が報告を行いました。
「野生動物管理の3つの柱」は、1.捕獲の担い手育成、2.野生動物管理専門家育成、3.利活用推進と定義され、それぞれの現状と課題について報告がなされたのちに、参加者を交えて議論が行われました。石崎は3.利活用推進の報告を担当し、ビジネスであるジビエ食肉処理場運営が野生動物管理で果たす役割と課題について報告をおこないました。
石崎は利活用推進の課題について以下の3つと報告しています。
1.事業化が困難な地域で利活用推進をしてしまうこと。
2.自治体間での鳥獣施策がずれており、搬入頭数の拡大を妨げることがあること。
3.豚熱等、事業者責任外の事象で捕獲頭数、搬入/処理頭数が大きくぶれること。
今後とも、利活用推進を進めつつ、鳥獣被害対策やその研究への貢献もできればと思います。
「野生生物と社会」学会Webサイト
https://www.wildlife-humansociety.org/