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獣害対策・地域おこしの講演会のお知らせ

2019.06.10

地域の取り組み

6月19日に、美郷町役場が主催する講演会が実施されます。

 

演題は、「獣がい対策で地域を元気に」 多様な担い手で創るや野生動物の未来

 

兵庫県丹波篠山市で活動するNPO法人里地里山問題研究所(通称“さともん”)の代表理事である鈴木克哉氏をお迎えし、人と野生動物が共生する豊かな里地里山を保全していくために「獣がい対策」で地域を元気にしていく新しい仕事を地域に創る理論とその実践活動のお話をうかがいます。

 

興味をお持ちの方は、町内外に限らずどなたでも参加可能です。

是非、ご参加ください。

 

=開催概要=

■開催日時   令和元年6月19日(水)午後1時30分~午後3時00分

■開催場所   美郷町役場庁舎隣「みさと館」3階 多目的室 

 

講師プロフィール

鈴木克哉 氏

特定非営利活動法人里地里山問題研究所(さともん)代表理事

篠山市獣害に強い集落づくり支援員、農水省農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー

 

経歴:

和歌山県生まれ。北海道大学大学院文学研究科時代に、青森県下北半島で北限のニホンザルによる農作物被害問題に関する研究着手。被害を引き起こすサルの生態調査に加えて、地域住民の被害に対する受け止め方や対応など社会科学的調査を取り入れた研究をはじめる。この頃から地域の豊かな人や資源の魅力に惹きつけられる。

その後、京都大学霊長類研究所を経て、2008年から7年間、兵庫県立大学/兵庫県森林動物研究センターで兵庫県のニホンザル管理を担当し、行政機関と連携した効果的な被害管理手法の開発と住民支援体制の整備に取り組む。

2015年3月に前職を退職。現NPO法人を立ち上げ、人口減少・高齢化する農村の獣害対策の支援を通じて、地域に存在する豊かで美味しい「里の恵み(里もん)」をさまざまな人で共に守り、わかちあい、継承するネットワークづくりを目指して活動を行っている。