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猪の革を利用した青空クラフトの製造現場へ行ってきました
美郷町では、おおち山くじらの食肉処理場からでる猪の皮を専門のなめし業者さんに依頼してイノシシ革に加工し、地元の婦人会の方(青空クラフト)がレザー商品づくりを行っています。
先日、青空クラフトのレザー商品づくりの現場へ取材に向かいました。そこでは、10名程のお姉さま方が和やかに作業をされていました。
その日は猪の革をつかったキーホルダーやキーケース、ネームプレートなどが作られていました。ちなみに私は以前ここでキーホルダーを購入し、車のキーとキーホルダーをセットにしてつかっています。(とてもかっこいい)
レザークラフトに必要な原材料の猪の革を見せていただきました。表面はなめらかでキメが細かい部分は人間の手に少し似てる気がしました。
猪の革はそれなりにサイズが大きいので、商品として使用できる部分は多いと思っていましたが、クラフト製造メンバーの商品化に対する目線はなかなかにシビアで猪が皮膚病に罹っている部分や、喧嘩傷、剝皮時の刃で皮膚の内側に傷をつけた部分も商品として使用することができないと教えてもらいました。
今回見させてもらった革は剝皮傷が多かったので、剝皮の時は丁寧な処理を求められるなと実感しました。剥皮作業をする身として勉強になりました。(汗)
美郷町では猪の革を使ったレザークラフトも名産品の一つなので、興味がある方はぜひお買い求めください。毎週水曜日、乙原集会場でたくさん販売しております。