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野生動物管理のシンポジウムで事例紹介
近年、増えすぎたシカ・イノシシに対する対策が日本各地で行われています。
そんな中、6月4日に野生動物の研究者等で構成される野生動物管理全国協議会が
東京大学において「野生動物管理の体制と資源利用のあり方を考える」という
公開シンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、野生動物の数を調整して人間と共存していくこと
捕獲されたシカ・イノシシを資源として活用すること
の両方について、興味深い発表が行われました。
美郷町において、『おおち山くじら』の取組みを牽引してきた
美郷町役場 安田亮氏も登壇し、おおち山くじらの取組み
経緯や活動に関する考え方について発表を行いました。
地方の現場で活躍する安田氏の熱弁に多くの参加者が感銘を受けていたようです。
他地域では捕獲と被害対策の連携がうまくいかず、片手落ちになっている
というニュースを耳にします。
私たちの取り組みが、被害対策と資源利用を地域住民と連携しながら取り組む
成功事例の一助になっているという紹介は大変光栄に感じます。
またこれらの取り組みをより一層加速させるべく努力していこうと考えています。