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ポーランドへ視察に行ってきました!
今年5月におおち山くじらに来訪されたポーランド クロトシン市視察団からご招待を受け、11月22日から29日までポーランドに視察にいってきました。
(ポーランドとの交流がはじまった経緯は下記をご覧ください)
ポーランドクロトシン市代表団がおおち山くじらを訪問されました!
今回の視察では、ポーランド南西部で野生動物の食肉処理を行うラスカリシュ社にお邪魔し、野生動物の収集から食肉処理までの一連の流れを勉強させていただきました。
ラスカリシュ社は従業員が約60名、ポーランドの他にもドイツ、フランス、ベルギー等ヨーロッパ各地にジビエ肉の出荷をしています。
処理頭数もマーケットも日本とは全く違う規模感で、ジビエに関して積み上げられてきた歴史と文化が全く違うことを痛感致しました。
地域の森林管理局や生命科学の専門大学の先生からお話を聞く機会もいただき、ポーランドでは野生動物の個体数の保護と管理を前提に野生動物の捕獲がなされ、個体を広域から収集して処理場に送る仕組みがあって、それを家畜よりもエコな肉として消費者に価値づけされたマーケットがあってビジネスとして成立してることも学びました。また、現在全世界(日本を除く)で猛威を振るうアフリカ豚熱の脅威とポーランドで行われている対策等に関してもお話いただきました。
学ぶことがものすごく多く、頭がパンク状態でしたが、このような機会を頂けたことが本当にありがたく思います。隠岐の島町の皆さん、クロトシン市の皆さん、ラスカリシュ社の皆さん本当にありがとうございました!