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小田急電鉄株式会社『ハンターバンク』で講師を務めました
『ハンターバンク』とは小田急電鉄株式会社(東京都)が、
都市域在住の狩猟者と鳥獣被害に悩む農家や林家をマッチングし、
捕獲を進めることで、地域の鳥獣被害を減らすプロジェクトです。
2020年8月現在、第1次実証実験(神奈川県小田原市)が進んでいます。
ハンターバンクの会員が捕獲したシカやイノシシは、
捕獲者である会員本人が美味しくいただくことが重要なポイントです。
一方、シカやイノシシといったジビエを安全に食べるためには、
衛生的な解体技術の習得も必要となります。
おおち山くじらでは設備や道具を十分に揃え、
衛生的なイノシシ肉を日常的に生産していますが、
自家消費を目的とした捕獲現場では、
十分ではない設備での解体処理や作業者の技術不足もあり、
衛生上のリスクも見受けられます。
このため、おおち山くじらでは捕獲現場での解体処理、
自家消費を目的とした解体処理で衛生レベルの向上を実現するため、
ハンターバンクの解体処理マニュアルの技術サポートを行っています。
8月23日は、おおち山くじらのスタッフがハンターバンクの会員に向け、
イノシシ解体教室の講師を務めました。