ニュース
ポーランドクロトシン市代表団がおおち山くじらを訪問されました!
生産部のジです。
5月12日、ポーランド共和国 中西部 クロトシン市 の企業者代表団の方10名が株式会社おおち山くじらを訪問され、弊社の食肉処理場を見学されました。
おおち山くじらとポーランドの接点は?と疑問を感じると思いますが、経緯は以下のようです。
(私もはじめて話を聞いたときは当然びっくりしました)
・ポーランド・クロトシン市と島根県隠岐の島町が友好都市協定を結んでいる。
・友好都市協定の一環で、クロトシン市の市長と企業者代表団が視察に来日することが企画された。
・クロトシン市代表団に現地でジビエを加工販売する会社の代表が参加されており、美郷町でのイノシシの取り組みの視察を希望された。
というわけで、クロトシン市代表団の方10名が通訳をされる国際交流員の方1名と、隠岐の島職員、美郷町職員を伴って、本当に本当におおち山くじらに来てくださいました。
その証拠に地元新聞でも取り上げてくださっています!
代表団のおおち山くじらでの目当ては、イノシシの食肉処理場でしたので、さっそく案内をさせていただきました。
写真に写る女性の方が隠岐の島町の国際交流員兼通訳をつとめるイザベラさんです。
食品加工の専門的な説明をテキパキと通訳してくださいました。
イザベラさんの右隣のかっこいいお兄さんが現地ジビエ会社の代表トマシュさんです。
当然のごとく、鋭い質問をズバズバといただきました。
私の方からは、日本ではイノシシの脂身を珍重する食文化であるため、脂身を肉に残すように処理を工夫している点などを説明させてもらいました。
見学の後には、クロトシン市を代表して市長のフランチシェクさんから、おおち山くじら代表の森田と案内を担当した私へ感謝の意を伝えられ、特産品をお土産にいただきました。
こういった丁重な形式でお礼をいただけるとは思ってもおらず、大変感銘を受けました。
お土産の中では、右上の赤い外装箱に入った万病の薬「ヴォトカ」が市長の一押しでした。
左下のウサギの置物は日本の干支にちなんで作成してくださったそうで、とても気に入っています。
訪問後に森田と私で「クロトシン市に旅行で行って、現地のジビエ処理施設見学して、ジビエ料理食べよう」と誓いました。
いつか絶対いってやるぞ!